のえるブログ

アーリーリタイアを目指す30代人妻

裁判傍聴

月曜日はふと思い立って、裁判傍聴に行ってきました。

出かける前に腹ごしらえ。

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ネットで情報収集し、向かったのは東京地裁
東京メトロ霞ヶ関駅のA1出口を出て少し歩くと到着。
入り口で、空港の手荷物検査のように金属探知機を通ります。因みに館内の写真撮影は一切禁止です。

1階ロビーにその日の裁判の予定表があるので、時間・法定番号・罪名・裁判の過程を表す新件、審議、判決の記載などを見て、傍聴する裁判を決めます。

後はその法廷までエレベーターで移動して見学するだけ。地下に食堂があり、500円でカレーセットを食べましたが中々美味しかったです。
地下には郵便局、ファミリーマート、喫茶店と食堂2つ、持ち込んだ食べ物を食べられる休憩所があります。

私は、建造物侵入、常習賭博、公然わいせつの3件の新件(初公判)を見学しました。入廷すると、飲食・死語・座席の移動は厳禁です。ただし、途中入場・途中退席は可能です。また、廊下にはトイレも多く、水飲み場もありました。

初めて傍聴に行く場合は、裁判の初回である新件を選ぶと、起訴された経緯や被告人の経歴などが読み上げられるので分かりやすいです。
裁判の途中が審議、最後に求刑が言い渡されるのが判決です。

まず、法廷が意外と狭く、手錠と腰縄を着けた被告人が警察官に伴われてうなだれながら入廷してくるのが初めて見るとちょっとショックです。

さらに、検察官が読み上げる訴状には色々と事件が詳細に描写されているので、とてもリアル。時価800円相当のゴミ箱に現金と金券を入れ持ち去った、とか、意外に細かい。

しかも、検察官には若い女性がいて、1人で裁判に挑んでるんですよ。びっくり。裁判官や犯人や弁護士に向かって、弱々しくもきちんと弁を述べているのはかっこ良かったです。

別の法廷では、若い検察官の男性と、同じく若い弁護士の男性がふたりとも裁判官に怒られる場面にも遭遇したり、色々と面白かったです。

公然わいせつは人気が高く、行列になっていてすぐ満席になっちゃってました。
犯罪なんて自分には関係のない遠い出来事に思えていたけど、身近に行われていて、法によって裁かれている実感が湧きました。

また、法廷でのやりとりも結構面白かったので、時間があればまた傍聴に行きたいと思います。裁判は平日にしか行われていませんが、だいたい10時から17時くらいの間で実施されています。

傍聴には交通費しかかかりませんし、犯罪の手口や法律を知って防犯の勉強にもなりますし、裁判が公平に行われているかどうかチェックする市民の義務を果たすことにもなりますので、有意義な体験だと思います。

帰りは虎ノ門の金券ショップで買い物がてら、初めて虎ノ門ヒルズに寄ってみました。

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ま、入ってるテナントが高級な飲食店メインなので、館内のソファで休むくらいが庶民の活用法でしょうか。とらのもん、可愛かった笑

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帰りは電車賃を浮かすのと運動のために何駅か歩きましたが、途中で疲れてタリーズに寄ってしまい、結局カフェ代を無駄遣い。節約の意味なし笑
でもショコラオレ?だったかな、うまい。

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夕食はつけ麺と、写真はないけどピーマンと茄子をグリルしたもの。夜食にうなぎパイをどか食いしてしまった…運動した分お腹が空いて、全然痩せないんだがどうしたものか。