東北一人旅 恐山編
4日目、ホテルにて朝食を食べました。バイキング形式だったのですが、イクラがある〜♩
ご当地グルメの為の胃のスペースを確保しておかないと、と思いながらも美味しくてしっかり食べてしまった。
電車に乗ってしばらくしたら遭遇した、奥陸奥湾の景色。
薄靄がかかったようで、静かな海で、最初湖かと思いました。
下北駅に到着したら、恐山行きのバスに乗り換えます。片道800円。約40分くらいかけて終点の恐山まで行くことができます。
途中、バスが恐山冷水で少し停まってくれます。1杯飲む毎に10年若返ると言われる湧き水です!一応少しだけ水飲んでおきました。
頂上に到着。2時間後に下山のバスがくるので、それまでに観光します。バスは小さめなのと、頻繁には来ないので、時刻表は事前に確認されることをおすすめします。
あと、docomo以外は携帯が繋がらないそうなので注意。
まずは、下車した場所から少し戻って、三途の川へ。この橋は、地獄に落ちる人が見ると針の山に見えるという笑黄泉の国の伝説は中国から伝来したようですが、硫黄のにおいといい、トンボが飛び回る彼岸のような景色と相まって、本当にあの世感がすごい。
かなり急な橋を無事に渡り終え、カルデラ湖の宇曽利湖を眺めます。本当に綺麗な真っ青な水底ですね!
酸性の湖のため、ウグイという魚以外の生物は生存することが出来ないそうです。湖の底からプクプクとガスが発生している場所もありました。ちょっと水に触れてみると、生温かったです。
それでは入山。入山料は500円で、チケットがあれば再入山も可能。恐山の食事処は、入り口手前の蓮華庵という場所のみ。ラーメンやカレーも食べられます。あと、入り口横に霊場アイスも売られています。
暑かったので蓮華庵にてあんみつ600円。こちらでは無料で荷物を預かっていただけます。
山の上だと思うんですが、日を遮るものがないので結構暑いです。でも風があるのでまだ耐えられますね。
ここは水子供養の場所であるため、お地蔵さんや風車が各所にあります。
賽の河原、こちらも地面からガスが発生している箇所があり、指定場所以外での火器使用は厳禁だそうです。
霊場の奥まで進むとまた宇曽利湖が現れます。穏やかですね。見る場所はたくさんあるのですが、暑かったので早々に退散。場内には無料の温泉があります。右手の女湯は水が出ます。
洗い場はなく、空調も扇風機もありません。暑い!タオルも洗剤もないので、タオルは自宅から持参しておきました。窓の外は普通に観光客がウロついているので、窓も隙間しか開けられず、蒸し風呂のような中入浴しました。
温泉は熱いので水で冷やして入ります。白濁した湯の花の浮いた温泉で、肌がツルツルになります。温泉で更に汗をかいて小屋を出ると、外気の方が逆に涼しく感じました。
場内に休憩場所もあるので涼めます。
イタコは大祭の時しかいないようです。
しかし、穏やかな、少し寂しさも感じる場所でした。来ることができてよかったです。
お土産屋さんも一軒だけあるので、お土産にお守りを数個購入しました。
約二時間でしっかりと観光し、バスで下山しました。バスの中では恐山にまつわる話のテープが流されていて、この地にまつわる伝承などを聞くことができます。
下北編に続く。